旦那の借金を理由に離婚は出来るもの?

離婚

お金に対する価値観って人それぞれ違うものですが、身近な存在配偶者においてもコレって度々感じるなんて方もきっと多いものでしょう。

もしも旦那が多額の借金を知らず間に背負っていた場合、何度注意を言っても借金を繰り返すなんて場合、間違い無く『離婚』という言葉が頭に浮かぶものです。

それも当然の事で、誰だってそんな人と一緒に暮らして行きたくない! とは思いますし、愛想さえも尽きるものです。

けれど、旦那の借金が理由で離婚をする事って出来るものでしょうか?

実際にコレが原因で離婚している夫婦は世の中に沢山居るものですが、この真相本当は「NO!」という事をご存知だったでしょうか?

 

──しかし、何故旦那の借金で離婚する事が出来ないのか? この点についてざっくりと説明しましょう。

これはごく単純な事ですが、夫婦が合意した上で『離婚したい』という意志があれば離婚する事が可能となります。

当然コレは借金があろうが無かろうが同じ事が言えます。

つまり合意が無ければ離婚が出来ません。

例えば、妻側は夫の借金に苦悩しているから離婚したい・旦那側が何らかの理由があって離婚したい。

そのように意志が違っても離婚に合意出来れば、離婚する事が出来るのです。

 

何故旦那の借金を理由に離婚する事が出来ないか? その理由とは

旦那の作った借金にも様々な理由があるものですが、生活費などの為に背負った『夫婦の負の資産』という場合で無ければ、個人のものと見なされます。

ギャンブルの為に借りたお金だったり、趣味の為に費やしたお金その他にも、仕事の業務の穴埋めなんて場合も個人のものという括りになります。

その”個人のもの”となれば、妻や家族には何一つ関係も無い借金です。

離婚に合意を得る事が出来ず、旦那の反対によって離婚が成立しなかった場合は裁判となるものですが、法廷離婚原因は……『婚姻を継続しがたい重大な事由』『不貞行為』『回復の見込みのない精神病を患っている』『悪意の遺棄』『3年以上の生死不明』と、この5つの原因のどれかでなくてはなりません。

 

なので、借金が原因で離婚……と、なれば、最初に提示した『婚姻を継続しがたい重大な事由』に当てはまるものですが、”借金があるだけ”ですとそれは旦那の個人問題となってしまいますよね?

そういった理由もあって、借金が理由だけとなってしまえば、離婚する事が出来ないのです。

ですが、”借金が原因して生活が破綻していた”なんて状況であれば離婚も認められるものなので、こういった場合には離婚する事は可能となります。

 

離婚出来た際の養育費や慰謝料などについて…

借金旦那との離婚まで辿り着いた場合、子供の養育費の請求や慰謝料の請求というと気になってしまう問題ですね?

前項で述べた通り、借金を理由に離婚……という事はまず出来ないものですが、コレが原因で生活も破綻しているなんて状況下であれば離婚する事は可能です。

結論を早速言ってしまうと、養育費の請求は出来るものですが、慰謝料の請求はあまり期待しない方が良いと言えます。

 

希望のある方を先に言いますが、旦那側にも当然養育費は払う義務があります。

これが何故かと言えば、親が離婚したとしても子供は離婚前と同じ生活水準で生活を送らせる義務もあるからです。

なので、例え旦那が借金をしていたとしても、最優先で養育費を払わなくてはいけません。

こういった事って借金をしている身にもなれば非常に厳しく面倒な収出となるので、旦那側は養育費の支払いを敬遠する何てパターンも安易に想像出来るものです。

ですが、そこは強制執行という手段を用いる事によって、旦那の給与を差し押さえる事が出来るのです。

慰謝料においては、”あまり期待出来ない”と留意しておきましょう。

借金が主軸となる原因で離婚したけれど、旦那に借金返済能力があり、金銭にも余裕もあるといった場合は慰謝料請求にも承認してくれると考えられるものですが……借金をするぐらいですから、当然余裕も無いと考える事は容易いものですよね?

また、旦那が借金を返済せずに自己破産をしてしまった場合は、慰謝料が免責となります。

こういった場合には、慰謝料を請求する事さえも出来ません。

ですが、そうで無い場合は慰謝料を請求する事だけは出来ます。

”自己破産しているか? していないか?”によって請求の可否は左右します。その事だけは覚えておきましょう。

慰謝料より養育費を。子供の為にも、そこはきちんと請求する事だけを忘れないでください。

 

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